ピアノの記憶

♪1976.9.13 福島県相馬市で生まれた。
宮城県名取市のふたば幼稚園に年中から通った。コスモス組。
年長は、あじさい組。部屋を入って左側奥に黒のアップライトピアノがあったような気がするなぁ。

♪不二ヶ丘小学校では・・・
 休み時間は、教室のオルガンを弾きまくっていた。右手だけで・・・。
曲はドラクエ。楽譜がないので、音を思い出しながら。ナウシカも弾いたかもしれない。つまり、これは目立ちたがり男子。

 友達は、女子の方が多かった。美穂ちゃんの家に遊びに行ったら、アップライトピアノがあったような・・・。”猫ふんじゃった”を教えてもらって弾いたような・・・。腕が交差するところがカッコいいと思った。これだけは、両手で弾けた。

4年生か5年生だったかなぁ
体育館で始業式。関西から転勤してきた男の先生が、自己紹介で「私の特技は・・・」と言ってステージを降り、児童達からみて左にあるグランドピアノで”エリーゼのために”を華麗に弾いた。”男なのにピアノを・・・”という衝撃が強く、鮮明に覚えている。
”エリーゼのために”は、ごみ収集車から流れてくる曲として馴染みがあった。

教室で歌の指揮をやった。

体育館のグランドピアノは、いたずらのターゲットだ。
指1本で鍵盤を力いっぱい押すと、大きな音が伸びていって、だんだん小さくなっていく。音が完全に消えるまでじっと聴くというアホなことをやってたような。打鍵が強ければ強いほど音の時間が長くなるので、”どれだけ長く出せるか”に挑んでいた。

運動会での鼓笛隊。みんなで楽器を演奏しながら行進した。
担当は、ソプラノアコーディオン。ソプラノの色は赤だった。男子でソプラノは、僕だけだった。

 

テレビの「トムとジェリー」をよく観ていた。トムがピアノを弾く作品がいくつかあって、ハンガリー狂詩曲を弾くやつは、強烈な印象。小指がビヨ~ンて伸びて…


トムとジェリー(Tom and Jerry) - ピアノ・コンサート(The Cat Concerto)


このように小学生のときは、授業でピアニカを習い、それ以外でも鍵盤楽器に親しんでいた時期だった。「親しんでいた」だけで、関西弁の先生のようにピアノが弾けるようになりたいとは思っていなかった。その先生が弾くピアノは、”猫ふんじゃった”とは違うもの、いわば曲芸のようにみえた。

家では、ピアニカしかないのに、親とピアノを習うかどうかについての会話があった。提案したのは僕か親、どちらだったかは覚えてない。どちらも、強く希望したわけではなく、真剣な話ではなかった。
 
♪名取市立第一中学校では・・・
1年生のときの担任は、音楽担当の原田先生。
ある日、僕が「音大卒ですか。」ときいたら、「音大は落ちた。」という返事。
はっきり覚えてる。時期は異なるが、「もう一人産まないんですか。」という質問も、はっきり覚えてます。”音楽の先生は、音大卒”という知識は、母親からです。
音楽室にはグランドピアノ。原田先生の授業で、彼女は「練習してる曲があるから聴いてほしい。」と言って、生徒の前で誰も知らないような曲を弾いた。

プリンセスプリンセスが流行ってて、Mを弾いてみたいと思いましたが、ピアノ、楽譜、そして技術、全てがなく、できませんでした。

M/プリンセス プリンセス
https://www.youtube.com/watch?v=ajE2QJ7cejw

ピアノが弾ける友人がいた。
成績優秀でテニス部仲間の系太郎君
場所は忘れたが、ピアノ曲が流れていて、彼が、「これは”子犬のワルツ”。弾けるよ。」と僕に言ったのを覚えてます。驚きました。彼の家に遊びに行ったことがありました。アップライトがあったと思います。確か、彼は、合唱コンクールで伴奏をしていました。
教室で、彼に絶対音感があるかどうかのテストをしようとしたら、相手にされなかったことがありました。当時、”絶対音感”という言葉を知っていました。

友達だけど相性が悪かった綾子ちゃん
彼女は、習っていて、自宅にアップライトがあるようでした。
彼女に、”どうして楽譜を読みがなら弾けるのか。全部読んでいるのか。”ときいたことがあります。音楽室のグランドピアノを得意気に弾いていたのを覚えてます。

場所は自宅で、”ピアノは女”という父の発言を覚えてます。
プリプリのMは、弾いてみたいと思いましたが、中学生になっても、”ピアノの演奏技術を身に付けたい。”という欲求はありませんでした。だから、弾ける友人に対してライバル意識やねたみはありませんでした。

♪宮城工業高等専門学校
映画『バックドラフト』の挿入歌が気になりました。
ピアノ弾き語りとバックバンドで構成されているアメリカ人グループの曲です。
ピアノの音が素敵だったので、CDを買いました。

The Show Goes On/ブルース・ホーンズビー・アンド・ザ・レインジ
https://www.youtube.com/watch?v=uXaBuacwN18

♪中央大学・就職
ピアノとの接点は全くありませんでしたが、楽器は、時折、なんとなく憧れました。
”ピアノソロは、カッコいい。自分の性格に合ってるかもしれない。”と思ったことが何度かありました。その性格とは、”団体行動が苦手”。

♪2011
久石 譲のピアノ曲との出会い
CDをTSUTAYAで借りて、何度も聴きました。聴くだけです。この時点では、ピアノを弾きたいとは思っていませんでした。

家族が娘のために電子ピアノを要求してきたので、12月にヤマハ グランタッチ DGP-5を購入。その過程で、カタログをみたり、楽器店に足を運んで電子ピアノというものを調べていくうちに、ピアノをはじめたくなってきたんです。

♪2012.1
久石 譲の楽譜をAmazonで発注。
早速、ナウシカの曲を練習。間もなく、”アシタカとサン”を練習。
司法試験のノリで何時間も・・・。楽譜が読めるのは、中学校の音楽の授業で習ったからです。

♪2012.6
神奈川グランドピアノクラブに入会
はじめて人前でピアノを演奏。
 
あらゆる練習会に参加
 
リレーコンサートに積極的に出演。