これ読んでほっとした。

「昨日のピアノはタッチが自分には重たすぎてコントロールがすぐに効かず、実は1曲目でテンションがかなり下がったのですが(笑)、なんとか2曲目あたりから持ち直しました。カプースチン本人も一度、「私は自分の曲は重いタッチのピアノでは絶対弾けない、あなたは弾けますか?」などと言っていたことがありましたが、私も同じことを感じました。特に昨日のようにC3くらいの大きさで鍵盤の戻りとタッチが重いと感じるピアノは、カプースチンの曲を弾くのに自分にとっては一番扱いにくい楽器ではないかと感じました。十分にリハーサルができればある程度そのピアノに慣れることができるのでなんとかなる場合もありますが、昨日のようなシチュエーションではそれも難しかったので、もうソナタ19番のフィナーレなどは力づくで弾くしかありませんでしたがけっこうきつかったです。(笑)」
川上昌裕氏のブログより