独学の近況

□■ 総論 ■□
 先日の栃木は、期待を大きく下回る演奏。外のピアノは、自宅ピアノとは違う。打鍵の感触、指が感じとる物理的な負荷が違う。弾き慣れないピアノは、弱点を教えてくれる。特に、速いところのppで弱い打鍵のコントロールがうまくいかない。いったい、どうすれば。。。
 友人をみて思う、、、習ってた人は初対面ピアノでも打鍵が正確で安定している。基礎ができているってこういうことか。。。
 
最近の悟り、、、
”なかなかできない難所は毎日やる” 
 
 毎日やる。
 
”人前で弾く前日に、難所に時間をかける” のではない。
 
 そういうところを60分間休みなしで頑張るよりは、分散して10分間を6回のほうがいい。毎朝10分とか、毎晩10分とか。その難所を可能にする神経を構成していくという脳の学習活動が10分で止まってしまうから。何十分もやらずに、学習能力を回復させるため、ほかの練習に移ったり、休憩したり。
 
 ポ6の主題の1回目は3度だが、技術不足を感じている。3度の経験は、久石 譲の”夢の星空”という3度のエチュードとハ狂2しかない。ならば、カプの3度、間奏曲 Op.40-No.7をやろうか、、、いつか練習するし。ハノンすらやったことのない僕は、ほしい技術のために別の曲をやりだすことはないが、カプのこれは例外だ。と、なんとなく思って書いたけど、そこまでしなくてもいいかな。
 
 聴き手は、メロディを追って聴いている。だが、それが伴奏に埋もれがちなところがある。愛3のあそこと、ポ6のあそこ。。。5本の指でメロディと伴奏を両立させるが、その音はコントロールされたものではなくてはならない。そこで、メロ伴分離である。メロディを担う指だけでメロディを弾いてみる。伴奏を意識しながら。これは効きそうじゃないか。
 
□■ 各論 ■□
♪♪ 変奏曲 Op.41/カプースチン
 先日の栃木で、弾いてる人いた。聴かなかったけど。またテーマからやる。
 
♪♪ ハ狂2/リスト
 来月、プライベートな演奏会で弾くので練習中。

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縦に小節、横に日にちが並ぶ表。本文を書いた後の2月8日に撮影
 第420小節の直後の”Cadenza”、、、ずっと気になっていた。ここは、自由に弾いていい。ブダペスト版には、リストが誰かに提案した2つのCadenzaが載っている。ちょっとやってみたことはあるが、面白くなくて、練習会でやってみようとも考えなかった。ピアニストでCadenzaを入れる人は、そのリストのCadenzaをつかったり、ハ狂2内のモチーフを用いた変奏をやったりする。YouTubeで観たことがある。
 いいアイディアがあるが、演奏時間は限られてるから、フリスカを速く弾けるようになれば挿入できる。
 
♪♪ 8つの演奏会用エチュード Op.40 No.1/カプースチン
 ランニングできてないが、ポ6をランニングすることにより、この曲もランニングしやすくなるはずだ。
 
♪♪ ポ6/ショパン
 先日の栃木は、NG演奏だった。あれは、はずかしい。以前より難しく感じる。しばらくランニングだ。
 第17小節からの小主題の右は、3度。今、これが、第33小節からの大主題よりも難しく感じる。大主題と違い一回しかないし、あまり練習しないからかな。第121小節からは、メロ伴分離が必要。
 ときどき、鴻巣市役所で弾こう。
 
♪♪ 愛3/リスト
 第26小節からの”più  animato con passione”は、” 熱情をもって、今までよりやや生き生きと速く”なので、それを意識した練習を試みている。メロ伴分離もやらなくては。。。。何年も練習しているが、今後の愛3は、ここを速くしたい。楽譜を改めてよく読んだら、第28小節のクレッシェンドとデクレッシェンドの間にある音符の音高を誤認していたことに気づいた。