カプに自分を重ねる
ロシアにあるカプの家を訪ねる夢を見た。
玄関のまえには、中華料理の軽食が食べられるカフェがあった。
10階ぐらいあるビル全体がカプの家で、エレベーター付き。
でも、会えなかった。
おしまい。
カプが綴った短い文がフェイスブックにある。
”たまに、ウォッカをあおりながら、我が人生の歩みを何十年も振り返ったりする。そうすると、自分の過去というものを、できることなら、作曲で完全なものを目指すように書き改めたいという思いに駆られる、、、だがそれは駄目だ。人生っていうのは、あたかもジャズの即興のようであり、いつだって自然に湧き起り、いつだって瞬間的で、いつだって縛られないものなんだろう”
ウォッカ。。。って書いてないけど
その気質が招いてしまう後悔の念とか苦悩のようなものに苛まれる彼が、まぁそんなものさ、と納得するために自分に言い聞かせているように感じる。
自分のやることに完全無欠を求めて99点でも満足できない人は、世の中に実際にいる。点数は常に自分がつける。しかも低めに。他人による評価や自他の優劣なんて重要ではない。作曲する方、ピアノ弾く方に限らず、カプの精神構造の特徴に共鳴する人はたくさんいるんじゃないかな。