独学の近況

□■ 総論 ■□

♪♪ 文脈干渉

 この聞いたことのない言葉を言い換えると、状況変更だろうか。

Aという課題を学習するとき、Xという状況が継続した場合どうなるか。

試験とか本番とかでAを確実に実現するには、Xが必要になる。

AにXが癒着してしまったの。

 

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この癒着は、AがXに依存する関係だ。

その予防に効くのは文脈干渉なのだ、と僕は理解している。

 

♪♪ 前橋テルサホール

  初めて行った。この物件は、スタインウェイ C型が核となっている。うむ、DだのBだの、、、、では、このCタイプとはどんなんだろう。たしか、前橋市民文化会館もCで、Bを大きくしたようなものだった記憶がある。大きさと価格が、D>C>Bってことだな。少し前に友達がこのテルサホールで2時間練習したらしいのだが、あまり良い印象をもっていないようだった。「fで奏してもmf程度の感じがした」という。うんうん、入力が強いのにフィードバックが小さいと、肩に余計な力が入ってしまう。そういうの静岡のある物件で経験したからわかる。そこもスタインウェイだった。その友達と共にテルサに行くことになって、期待しないで臨んだところ、確かにレスポンス悪くて弾きにくかったな。ハン狂やポ6、ただでさえ難しい曲がさらに難しく感じる。ていうことは、ここでちゃんと弾けるぐらいになったら、どこでも楽に弾けるんじゃないか。埼玉のある物件では、弱く打鍵してるのに大きな音に感じてしまうこともあった。直面しても怯んではならぬ。家路で落ち込んではならぬ。自宅などの普段の練習環境との違いによるものだ。前橋テルサホールで、最高級の文脈干渉を得た。

ホール

前橋テルサホール

 

♪♪ 逆めくり楽譜

 なんだそりゃ。

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普通の楽譜

ページの右下にある最後の小節と裏面にある次の小節を同時に読みたい時、ちゃんと読める?

 

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逆めくり楽譜

これに対して逆めくり楽譜は、ご覧の通り、次の小節に進むには左のページをめくる。

裏面ではないから同時に読みやすい。視線を左上に飛ばすから遠い?

 

♪♪ ピアノの先生

 あるサークルで知り合った人は、「私は、レッスンを受けなければ上達しないの。」と言いい、

そして、愚痴っぽく

「先生に、『なぜここをそういうふうに弾いてしまうの?こうしなさい』とか、あれこれ言われた。」とも言う。指摘された所を思い出しては、

「ここは、こうだって、、、」などと、弾きながら僕に言う。

ある曲の解釈について、先生の意に沿わない箇所は修正を迫られているようだった。

 

それで、僕は、

「指摘の根拠が不明で、その先生はそう思っただけでしょ。そんなの先生それぞれで、人によって言うことが違うから気にしないほうがいい。」

「先生は、会社の上司と同じ。師事していたら、企業の正社員のようなもんだよ。」

 と自論を展開。

 上司が変われば、会社が変われば、判断も言われることも変わるのに、絶対って思い込んでしまいそうで心配になる。上手くいけば上司の功績で、下手すれば部下の責任ということもあるだろう。アカデミックに追求して解釈を論じてはならない。自説を封じなければならない。言論マナーは、大きな力にとって好ましい秩序だから、根拠のない表現統制が普通の事になってしまっているのか。

 前述の知人は、レッスンを受けなければ練習が捗らない自分を十分わかっていて、実際、先生に師事することによって、普段の練習が充実しているようだ。

 そのような例を知ると、レッスンは僕には効果がなさそうだな、という思いがより一層強くなるのだ。上下関係でやる気なくす。委縮だよ、委縮。

 

□■ 各論 ■□

♪♪ 変奏曲 Op.41/カプ

しばらく、練習時間が確保できない。悲しい。

 

♪♪ ハ狂2

 来月、桐生におけるサークルの発表会で演奏する予定である。サークルのホストにLINEで曲名を届ける際、「カデンツァ:中奥」と堂々と記入した。えっ、何?とか言われるかと思ったら、あっさりした反応。当日は、その自作カデンツァとやらはどこなのか、わかる人はいないだろう。

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 そのサークルの発表会は去年10月にもその物件であり、そのときも当曲を弾いた。今年は、ノートを駆使した準備の計画をもっと入念にやりたい。当曲を弾くことは無理な目標に思えるが、練習計画は無理なものとは思えない。ラッキーなことに、今回の発表会の1週間前に別のサークルの練習会があるので、気を引き締めて全部弾こうと思う。

 

♪♪ 8つの...  Op.40 No.1 プレリュード/カプ

11月、館林で。

 

♪♪ ポ6

 来月、高崎で。ハ狂2の1週間後だけど、大丈夫かな。

 誰もが戸惑う第9小節の半音。ここをレガートできるかが問題だ。パデレフスキやエキエルの運指に従うとできない。高い声部を右のみで、低い声部を左のみで打鍵しなければならないのだろうか。そのような規制の趣旨が重要でなければ、レガートできるように3つの音を左右に割り振ればいい。

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パデレフスキ

 パデの上段をみると、シ♭⇒シ ナチュラルの所が2⇒2となっている。黒鍵から隣の白鍵にストンと落とせっていうこと? できなくはないけど、最も避けたい指づかいだ。そして、ミ ナチュラル ⇒ファでは、隣り合う白鍵で5を4が跨ぐという技術を求めている。レガートにならないわけではないが、体の正面となる中音ではやりにくいよな。高音、低音の場合にやむを得ずやることもあるけど。

 

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エキエル

 他方、エキエル、、、、上段のシ ナチュラル ⇒ ドが、白鍵から隣の白鍵へ1⇒1となっている。1は動きやすい指だが、黒鍵から下にストンよりも難しいのは確かだろう。

  左の指が遊んでるのだから、仕事を与えればいいのに。そういうのは、プロパーではないのか。ショパンでは駄目なのか。

 

♪♪ 愛3

11月、非公開の演奏会で。