独学の近況

□■ 総論 ■□

♪♪ ノートに現れた”end to end”

 指の技術が乏しくて腕や肩が緊張し、体力が消耗しやすい。部分練習が多く、最初から通して弾く頻度が少なくなっている現状は、バランスが悪いと思う。曲全体を貫く流れのエネルギーは、部分練習では向上しない。

 いわばフレーム。部品同士がつながっているのではなく、フレームに付いて構成する。部品が洗練されないうちは、鉄のフレームで凌ぐしかないな。

 

♪♪ 新曲

 着手したい曲はあるけれど、これまでの曲が重なって重くのしかかり、それどころではない。また、リストかカプースチンか、いつになるんだろう。 

 

♪♪ 「ピアニストの脳を科学する: 超絶技巧のメカニズム」という本

 そそるタイトル。だいぶ前に買って読んだ。興味深い内容だったけど、、、

ふーん、それで?

ってなって、知り合いにあげた。もっと科学で斬ってくれ。

 

♪♪ レッスンの隠れた効果

 月に2回とか4回とかよそのピアノを弾ける機会は、脳への刺激により上達を促進する。僕が最も重視する仮説だ。自宅より良く弾けたり弾けなかったり、、、、

 

ほら、

だから、そこ、、、

ぜんぜん弾けてない

練習の仕方が悪いのよ

、、、

それは、自分で考えなさい。

 

もの言わぬピアノからのありがたいお言葉

 

♪♪ 販売業者の決まり文句

 業者は、200万のものにするか230万のものにするか迷ってる人に、99.99%こう言って迫るだろう。

「いいもので練習すれば上達します。」

 初めて訪れたある所のスタインウェイ様がものすごく弾きやすかったことがあった。反応が忠実で、意のままに表現できる感覚だ。でも、欲しいかときかれたら、ノー。

「いいもの」というのは、サイズが大きいという意味。大きな響板と長い弦で音が豊に鳴るだけではない。でかいものは、シーソーのように動く鍵とそれに連動するハンマーシャンクが長く、pppからfffにわたる広いレンジ性能を有してコントロールしやすくなっており、技巧のハードルが低くなる傾向が強い。だから、いらない。

 

□■ 各論 ■□

♪♪ アリー・バロッソの”ブラジルの水彩画”によるパラフレーズ/カプ

 先日、自宅でカプの自作自演を10曲ぐらい聴いた。そしたら、当曲の刺激があまりにも強くて頭に残り、仕事中、鼻で歌ってしまうではないか。週末の練習の息抜きに、最初の4小節だけ音を出してみた。カワイイ。

 いつかやる。

 

♪♪ ソナタ ロ短調/リスト

 遠ざかっている。

 

♪♪ 8つの…  Op.40 No.7 Intermezzo/カプ

 3度のために必要と解っていても手が着けられない。

 

♪♪ 献呈

 ピアノの集まりで聴くと練習したくなる。ちょっとだけ読んだ。

 

♪♪ 変奏曲 Op.41/カプ

 来月は稼働させる。最後のPrestoが課題。

 

♪♪ ハ狂2

 練習会のためにランニング中。Op.40 No.1を再稼働したら、明らかに変わった。

 

♪♪ 8つの...  Op.40 No.1 Prelude/カプ

 今、館林の直前。運指を変えたいところが1カ所あるけど、間に合わないから先送り。

 

♪♪ ポ6

 この前、高崎で弾いたけど駄目だね。今後は、週末に30分は練習したい。来年は上里で。

 

♪♪ 愛3

 たまに自宅でサラサラ流すように弾くだけだから、どんどん劣化が進む。腰を据えてちゃんとやりたいが、今は人前で弾かなくなってるから練習時間を確保してない。大きな課題のひとつである第59小節は、ハ狂2の自作カデンツァの左の練習によって克服できたと思う。