ハ狂2の試練は、どこまでもつづく。

今日は、東西線の門前仲町を降りて、演奏会に参加した。

プライベートかつ非公開ということで、予定通り、ハ狂2を敢行。

演奏前、子供の頃に観た「トムとジェリー」の話をした。

ピアニストになったトムが弾くハ狂2の流れの中でのジェリーとの困らせ合いが、脳に刻まれている。当時、そういう曲じゃなくても、ピアノ演奏が左右の手が違う動きをする曲芸のようにみえていて、「曲芸」にあこがれなかったが、三十数年後、そのハ狂2を練習しているとは、、、、

 

ビデオを撮ったので、帰りの高崎線で聴いたら、ラッサンのぎこちない3度、フリスカの不安定なテンポ、、、、まだまだだなー。

去年10月の桐生のハ狂2と比べたら、練習で改善できた部分はある。

今回は、カデンツァを入れたが、献呈のホ長調の部分で奇をてらった。

来週の前橋も初対面ピアノだから、今日ミスしたところを1週間徹底的にやるしかない。

 

ハンガリー狂詩曲 第2番/リスト(練習06)

独学の近況

□■ 総論 ■□
 先日の栃木は、期待を大きく下回る演奏。外のピアノは、自宅ピアノとは違う。打鍵の感触、指が感じとる物理的な負荷が違う。弾き慣れないピアノは、弱点を教えてくれる。特に、速いところのppで弱い打鍵のコントロールがうまくいかない。いったい、どうすれば。。。
 友人をみて思う、、、習ってた人は初対面ピアノでも打鍵が正確で安定している。基礎ができているってこういうことか。。。
 
最近の悟り、、、
”なかなかできない難所は毎日やる” 
 
 毎日やる。
 
”人前で弾く前日に、難所に時間をかける” のではない。
 
 そういうところを60分間休みなしで頑張るよりは、分散して10分間を6回のほうがいい。毎朝10分とか、毎晩10分とか。その難所を可能にする神経を構成していくという脳の学習活動が10分で止まってしまうから。何十分もやらずに、学習能力を回復させるため、ほかの練習に移ったり、休憩したり。
 
 ポ6の主題の1回目は3度だが、技術不足を感じている。3度の経験は、久石 譲の”夢の星空”という3度のエチュードとハ狂2しかない。ならば、カプの3度、間奏曲 Op.40-No.7をやろうか、、、いつか練習するし。ハノンすらやったことのない僕は、ほしい技術のために別の曲をやりだすことはないが、カプのこれは例外だ。と、なんとなく思って書いたけど、そこまでしなくてもいいかな。
 
 聴き手は、メロディを追って聴いている。だが、それが伴奏に埋もれがちなところがある。愛3のあそこと、ポ6のあそこ。。。5本の指でメロディと伴奏を両立させるが、その音はコントロールされたものではなくてはならない。そこで、メロ伴分離である。メロディを担う指だけでメロディを弾いてみる。伴奏を意識しながら。これは効きそうじゃないか。
 
□■ 各論 ■□
♪♪ 変奏曲 Op.41/カプースチン
 先日の栃木で、弾いてる人いた。聴かなかったけど。またテーマからやる。
 
♪♪ ハ狂2/リスト
 来月、プライベートな演奏会で弾くので練習中。

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縦に小節、横に日にちが並ぶ表。本文を書いた後の2月8日に撮影
 第420小節の直後の”Cadenza”、、、ずっと気になっていた。ここは、自由に弾いていい。ブダペスト版には、リストが誰かに提案した2つのCadenzaが載っている。ちょっとやってみたことはあるが、面白くなくて、練習会でやってみようとも考えなかった。ピアニストでCadenzaを入れる人は、そのリストのCadenzaをつかったり、ハ狂2内のモチーフを用いた変奏をやったりする。YouTubeで観たことがある。
 いいアイディアがあるが、演奏時間は限られてるから、フリスカを速く弾けるようになれば挿入できる。
 
♪♪ 8つの演奏会用エチュード Op.40 No.1/カプースチン
 ランニングできてないが、ポ6をランニングすることにより、この曲もランニングしやすくなるはずだ。
 
♪♪ ポ6/ショパン
 先日の栃木は、NG演奏だった。あれは、はずかしい。以前より難しく感じる。しばらくランニングだ。
 第17小節からの小主題の右は、3度。今、これが、第33小節からの大主題よりも難しく感じる。大主題と違い一回しかないし、あまり練習しないからかな。第121小節からは、メロ伴分離が必要。
 ときどき、鴻巣市役所で弾こう。
 
♪♪ 愛3/リスト
 第26小節からの”più  animato con passione”は、” 熱情をもって、今までよりやや生き生きと速く”なので、それを意識した練習を試みている。メロ伴分離もやらなくては。。。。何年も練習しているが、今後の愛3は、ここを速くしたい。楽譜を改めてよく読んだら、第28小節のクレッシェンドとデクレッシェンドの間にある音符の音高を誤認していたことに気づいた。

習っても上達しない人はいる。

習うことを嫌う人。先生が厳しくて嫌とかではなくて、そもそも、指導されること自体が駄目な感じの。。。

これはもう、そういう遺伝子というか。。。

 

仕事で、ときどき、ある工程の作業を初めてやる方に、その合理的な手順を説明することがある。短時間で生産能力を最大化しなければならない状況では、試行錯誤させている時間はない。

説明した通りにすぐできる人もいれば、そうでない人もいる。

ある人は、「好きなようにやらせろよ!!」と猛反発した。

 

ある小学生は、学校の合唱伴奏を担当していて、その都度、僕が教えている。学校での伴奏は期限があるし、趣味でソロをやるのとはまったく違って、何かあった時の影響が大きい。いつも気になるのは指づかいである。それを意識せずに弾き込んでしまうと、本人がその改善の余地に気づきにくいし、後で変更するのはやっかいだ。その子にきっぱり言われた。

「教えられたくない。自己流でやりたい。」

 

指導を拒むのは、自己流に自信があるから?

あるのかもしれないが、原因はそこではなくて、もっと深いところにある気質の部分だ。

このような方は、指導の言葉で傷ついてしまうのである。

どんなに丁寧に言っても、傷ついてしまう。そして、こじらせる。

ちょっとしたパニックをひき起こし、小さな子供なら泣き出し、大人ならいらだち、怒りだしたり。。。感情を伴って反発するのは身を守る本能によるものであって、襲いかかってくる強烈な刺激に歯止めをかけている。

指導者にしてみれば、言うことをきかないのだからめんどくさい。本人のためという信念で、やってほしいことを強いることになってしまいがち。これは、モチベーションを下げてしまい悪循環に陥ってしまうかもしれない。

 

実は、だいぶ前から、この”指導で反感”について気になっていて、練習会で会った人とレッスンの話をしているときに、「アドバイスされて腹が立たったりしないんですか?」と、きいたことが2回ある。返答は、いずれも期待外れで、”それはない”だった。まぁ、腹が立っちゃう人は習わないか。

8年も。。。その訳

2012年1月5日、僕は、Amazonで久石 譲のピアノ楽譜を注文した。

こうして突然始まったピアノだが、不思議なことに熱が冷めない。

何か始めても飽きる、というのが普通だったのだが、

なぜだろう、、、

 

弾きたい曲があるから。

弾きたい曲が、ちゃんと弾けてないから。

友達が増えたから。

表現するよろこびがあるから。

こだわりが強いから。

 

そう、”こだわり”だよね。

固執はいろいろとあるが、変化した部分がないわけではない。

固執のために変化する。

I play the piano.の”the”についての記事を発見。

eduhouse.jp

"the"をつけない場合があって、例が載っている。

”play a piano”とか、”play piano”という言い方も。

 

近頃、英語は気になっている。これ読んでるから。

著者が、カプに”ヴァイオリンを弾いてみましたか?”ときいているところで、”to play violin”となってる。さらに、”つまり、ピアノを独学で?”という質問でも、"to play piano"なのである。

飛行機苦手なんだよ。ウフフッ。。。

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きっぱり、「現代の英語では特に楽器にtheがついてなくても気にされません。」と言う人も。。。

global-square.com

ふざけて作曲してしまった。

あるところで、BGMがピアノで、静かに流れていた。

クラシックではなく、イージーリスニングか何か。

とてもシンプルで、フワッとしている。

これぐらいだったら俺も作曲できるんじゃね?

な~んて、話してて、

翌日、自宅で2時間ぐらいで作ってしまった。

50秒ほどの。。。

しかし、まったく不吉な空気が漂う曲だ。

きれいなメロディは、頭に浮かんでも、聴いたことのある曲に似てしまっているからね。方向転換して、真のオリジナル作品となった。

PCに演奏させて聴くと笑ってしまう。

練習の息抜きになるね。

独学の近況

□■ 総論 ■□
 夜勤の週は、前橋テルサか鴻巣市役所に通うつもりだったが、ぜんぜん。。。
ポ6が復活したら行こう。
 
□■ 各論 ■□
♪♪ 献呈/シューマン=リスト
 進まず、変化せず。
 
♪♪ 変奏曲 Op.41/カプースチン
 暗譜が深まってきた実感がある。テーマと各変奏をそれぞれ1週間やれば、7週間で1サイクルになる。曲は長いけど、わかりやすく区切られてる。
 友人がこの”変奏曲 Op.41”をあっという間に仕上げて、練習会にて、手の小ささをまったく感じさせないあっぱれな弾きっぷり。感慨というか、ライバル感というか。。。こういう刺激は今までなかったなぁ。
 
♪♪ ハ狂2/リスト
 2月、プライベートな演奏会があり、15分以内ということなので弾かせていただきたい。14分00秒を目指す。
 
♪♪ 8つの演奏会用エチュード Op.40 No.1/カプースチン
 この前の館林の直前に運指を変えたくなったから、いま、変更後の運指を定着させようとしているところ。
 
♪♪ ポ6/ショパン
 久しぶりに練習。第129小節から、運指を大改良。来月、栃木で。
最初の譜読みから何年も経ったけど、そのとき入手した楽譜は全音だった。今は、パデレフスキとエキエルを使っている。全音とだいぶ違う。
 
♪♪ 愛3/リスト
 休業中。たまに弾くけど。 友人の前で弾いたら影響を受けちゃったみたいで、2月に弾いてくれるらしい。僕も、誰かの演奏を聴くと弾きたくなる。

英語を話せる人が、わざわざ英会話を習うだろうか。

 音大ピアノ科卒の人が、いつまでもピアノを習っているという事実を知った時は驚いた。その意図がわからないから。でも、会社員や公務員が、何十年も組織の中で上司に従属しているのと同じようなものだったら理解し得る。
 組織といえば、そういうところにおける出世のポイントは、正しいか、能力があるかではなくて、媚びていいなりになったか、組織の維持・増強につとめたかどうかだろうか。実力に加え、それ以外の何かが評価されているのかもしれない。これに対して組織に属さない場合は、はっきりしている。誰からも純粋に実力だけが評価されるだろう。

独学の近況

□■ 総論 ■□
明日、自宅の電子ピアノを修理する。白鍵が剥がれてきたから。
練習会と発表会の目当てであるC3・C7・ベーゼン・スタインなどの本物ピアノや、演奏を聴いてくれるという機会は、欠かせない。鴻巣市役所のピアノもありがたい。練習環境は重要だ。
 
昨日も言われた。
暗譜で?!
僕の方からは、どうやって楽譜を読みながら弾いているのか、ききたくなる。
しかも、ドレミを書かなくてもスラスラ読み取れるって凄い。
そうなるためには、かなり努力しなければならないだろう。
そういう努力は無謀だな。
暗譜は、避けて通れないから時間をかけて猛努力。
 
□■ 各論 ■□
♪♪ 献呈/シューマン=リスト
1ページだけ暗譜して放置中。もう忘れちゃってるな。
昨日のサークル発表会で、弾いてる人いた。しかも2人。僕なら、もっとたっぷり歌う。
 
♪♪ Variations Op.41/カプースチン
出演が近くなければ3日に1回通したい。今は45分ぐらいで、今年中に30分に...
 
♪♪ ハ狂2/リスト
昨日の初演は、あの出来栄えで納得している。しかし、3カ月後は、ここままではいけない。ラッサンのタラララララっていう小音符の山と谷のところは、昨日のスタインウェイ D-274では、ぎこちなかった。だから、指を立ててゆっくり上から落とすように打鍵する練習をしたい。毎日。愛3第59小節の経験でそう思う。
10分超えてもいいところなら、弾かせてほしい。 
 
♪♪ 8つの演奏会用エチュード Op.40 No.1/カプースチン
放置しがち。11月の館林で…
 
♪♪ ポ6/ショパン
今日から再稼働。第129小節以降の右の運指を大改良する。
演奏は、上里と栃木で…
鴻巣市役所や前橋テルサでも弾くと思う。
 
♪♪ 愛3/リスト
しばらく休む。
演奏は、ずしんと重くしたり、さらっと軽快にしたり、両方できればいいな。